システムを作るということを祖父(89才)に説明してみた

今日、祖父と話をしていて気が付いた、メモ的なもの残しておく

コンピュータシステムは、不動産と似ている。金額、期間ともに結構な期間(半年〜)がかかる。*1
建築業界では、設計、構築、運営と別の会社がやっている。
コンピュータでは、そうではない。
本来なら、分業が進んでもいいのだろうが、
コンピュータシステムは、まだまだそうなっていない。

実は作業の分担が難しい。
*2

また、資格や正確な見積もりが存在しないため、
発注する側でも、信頼できるシステム屋なのかの目利きも重要になってくる。

建築とは違い、構築する人に知識やスキルが大変必要になるため、優秀な人を確保することが重要である。

発注する側は、不動産を買うほどの大きな取引になるので、
決済や意思決定が十分に必要になるので、取引が始まるまでには十分な時間と計画が必要です。

*1:出来上がりの家を買うパッケージや、プレハブ的な作り方フレームワークを利用したもの、場所貸しASP

*2:もちろん、PCという製品は水平分業が進んでいてモジュール化しているところもある