単一状態問題 single state problem
エージェントはどのような状態にあるかを正確に知ることができる。また、その行為の結果も正確に知っている。その結果、目的の状態まで正確に計算することができ、ゴール状態に到達することができる。

多重状態問題 multiple-state problem
エージェントは、その行為のすべての影響をしっているが、環境には限定されたアクセスしか持たない。エージェントは、十分にアクセス可能でないため、到達する可能性について推論しなければならない。

偶発問題 contigency problem
実行段階においてエージェントは環境を知ることができる*1。実行前に計画された単一の行為列から、実行時に行為列を木構造として計算することが必要になる。木の枝はそれぞれ起こる可能性によって分岐される。

探査問題 exploration problem
エージェントは、行為の結果の影響に関するどんな情報も持たない。エージェントは、実験を行うことでその行為の結果を得ることで、どのような状態が存在するかを発見し、その知識をそれ以降の問題のための情報とする。

*1:初期には何も知らないことになる